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体験談INTERVIEW

家づくりのポイント!土地探しの前に知っておく資金計画

資金計画で考えること

家づくりで考えなければいけない資金計画。どんな点に注目していけばいいのか、みていきましょう。

どんな家に住みたいか

もう済んでいる方も多いかもしれませんが、部屋は何部屋あって何階建てかなど、理想の家を考えることから始めてください。
将来のマイホームがどんな家になるのか、考えているとウキウキします。家族である程度の意見がまとまったら、ハウスメーカーなどで理想の家を建てるにはどのくらいの金額が必要になるか相談してみましょう。

理想の家づくりには何坪の土地が必要か

どのくらいの大きさの土地があれば、理想の家が建つのかを知っておきましょう。また、車がある家は何台分の駐車するスペースを確保しておけばいいのかも、土地の大きさを知る上で重要になってきます。
住みたい地域や通勤できる範囲などで、どのあたりの土地がどのくらいの価格で売られているのかも知っておくと、スムーズに話が進みます。

諸経費や引っ越し費用

家を建てるには、建築費用や土地代の他にも諸経費が掛かります。電気工事や水道工事、手続きや税金など、すべてを含めると何百万円というお金に膨らみます。
また、引っ越し費用も考えておかなければいけません。引っ越し業者にお願いする見積もりの他にも、マイホームに引っ越すなら、家電を買い替えたり、窓のサイズにあったカーテンを買ったりするのにもお金の準備が必要です。

無理のない頭金

今後の支払いを考えると、より多くの自己資金を払い、残った分をローンで支払いたいと思うかもしれません。しかし、ある程度の貯蓄を残しておかないと、後に急な出費が増えた場合などに対応できなくなってしまいます。

■頭金の目安とはどの程度?


「頭金2割」は無理のないローンを組むひとつの目安

全国銀行協会より

建物と土地代を合わせた額の、約2割を頭金とするのが目安とよく言われます。しかし、2割を払って貯蓄すべてがなくなったのでは、今後何かあったときに不安です。

2割というのは、目安にすぎません。その家族によって、支払い方はそれぞれなので、とらわれすぎることのないようにしましょう。また、生活費の半年分くらいの貯金を残すという目安も一緒に頭に入れておくことで、頭金の計算がしやすくなりそうです。

みんなは住宅ローンいくらまで組む想定?

住宅ローンは、年齢、年収、勤続年数、安定している職業についているかなど、さまざまな条件で、借りられる額が変わります。
今回アンケートに協力していただいた人は、もし家を購入する場合いくらまでの金額なら許容できると考えているのでしょうか。

【質問】
住宅購入をする場合、いくらまで許容できますか?また、住宅を所有されている方はいくらのローンを組みましたか?
【回答数】
2,000万円台:141
3,000万円台:149
4,000万円台:61
5,000万円台:45
1億円以上:4
その他:100
【調査対象】
<年齢>10~70代
【調査期間】
2021年4~5月
【有効回答者数】
500名
【調査元】
英語学習ひろば
サンプル

住宅ローンはどの位借りるのか?

自分たちが住みたい家は、自分たちに見合った頭金を払って、残りはいくらなのか。
残った分を借入し、月々の支払いはいくらで何年払っていけばいいのかを計算します。定年までの年数を基準に考え、月の支払いが大きすぎて無理がある場合はボーナスに目を向けるのもひとつの方法です。

自分たちに合った住宅ローン

住宅ローンは、借りる額は同じでも借入先や商品によって様々です。信用性や金利の問題、自分たちのメインバンクにしているところなどによっても選び方は人それぞれで、どこが良いとは一概に言えません。

自分たちに合った住宅ローンを選ぶことで、今後の生活が大きく変わると言ってもいいくらいですので、余裕をもって早めの段階で情報収集をしておきましょう。

3つの住宅ローン

■民間ローン


銀行、信用金庫、ノンバンクなど
様々な金融機関、ノンバンクから出ている住宅ローンです。

■民間・公的ローン


①フラット35
民間の金融機関が販売、回収を担当、住宅金融支援機構が運用しています。

②すまい・るパッケージ
住宅金融支援機構と民間金融機関が貸し出している住宅ローンです。

③公的ローン
給与天引きの財形貯蓄を1年以上継続、残高が50万円以上の人が利用できるサービスです。勤務先に申し込む転貸融資と、住宅金融支援機構が窓口の機構財形があります。

理想の家と予算

考えていたより金額が大きくなってしまい、頭金や毎月のローンの返済が不安になってしまう方がほとんどです。
夢のマイホームですから、理想が大きくなりアレもコレもといっているうちに、金額がどんどん膨らんでいってしまいます。しかし、ほとんどの方は一生に一度の家づくりです。できれば理想の家を建てたいですよね。

予算がオーバーしたら!土地を見直すことで大幅カット

家づくりで大きな額になる土地は、金額を大幅にカットできる部分です。土地によって坪単価が大きく変わり、家を一軒建てるのには何百万円と変わってくることもあります。

田舎であれば安くなるといった考え方や、各交通機関へのアクセスが不便であれば安くなるといった考え方もあります。何かを少し考え直し、土地代が安い場所に建てることで支払額の大幅カットが見込まれます。

理想の住む場所は意外な場所にある
静かな場所、会社に近い場所など、理想を元に住む場所を決めている方がほとんどです。しかし、その理想が叶う場所は他にもあるかもしれません。

都会で言えば、東京都内から出れば静かな場所はたくさんあります。会社に近い場所が理想でも、少し離れていても通勤時間にしたらそんなに変わらない場所など、視野を広げてみると意外と理想の場所が見つかります。この先の支払いを考えて、安くて理想に近い土地探しをしてみましょう。

資金計画からの家づくり

理想の家づくりは今後の生活を豊かにするためのものだったのに、気付けばローン地獄になっていた、などという話もよく聞きます。

豊かにするための家づくりには、無理のない自己資金と無理のないローン返済が大切です。そのためには、どんな家を建てるべきかという夢と資金計画のどちらのイメージも膨らませて家づくりを進めることが大切です。


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