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土地探しにおける地盤の重要性
失敗しない土地探しは地盤チェックも忘れずに!
東日本大震災における液状化現象などで、地盤の強度が注目されるようになりました。地盤のゆるい土地は、土地改良などをしないと危険。家を建てるためにコストが余分にかかってしまう。
地盤の良し悪しは土地探しの選択基準の一つに加えておきたいポイントです。
地盤の弱い場所はできるだけ避けるのがポイント
阪神・淡路大震災での家屋の倒壊や、東日本大震災での液状化現象などを通じて、地盤の強度が注目されるようになりました。このような大災害でなくても、地盤がゆるいと家が傾いたり、水害の被害を受けやすくなるものです。せっかく建てた家が、地盤が弱いせいで地盤沈下してしまい、傾いてしまったり、変形してしまったら目も当てられません。そんなトラブルを避けるために、土地探しをするなら地盤の強固な土地を探すことも大切です。
大都市圏は地盤の弱い場所が多い
実は、首都圏や大阪エリアなどを中心に、人口の約3割ほどが地盤の弱い土地に住んでいると言われています。最近では東京湾側のタワーマンションが人気ですが、これらの埋立地は当然補強はされておりますが、地盤が強固であるとは言いがたいです。東日本大震災で湾岸エリアの土地が液状化してしまい、道路がひび割れたり隆起したり、水が噴き出していた映像も記憶に新しいはずです。
自分の家は地盤補強をしているから、無事という家もたくさんありましたが、液状化のためにライフラインが止まってしまった。といったこともあります。軟弱な土地に住むということは、こういったリスクを背負うということにもなります。まずは自分の土地を優先した上で、地域的に土地を選ぶのがベターです。
地盤のしっかりした土地を選ぶには?
地盤がしっかりしている土地を選ぶにはどんな方法があるでしょうか。地盤の強度や災害情報、ハザードマップをチェックすることで、危険な土地を避けることができます。その土地のハザードマップを見る
多くの自治体が、市町村区域のハザードマップを提供しています。地震や水害の被害の出やすさを地図上に示しているので、どの地域が危険なのかわかります。ハザードマップを見ると、やはり川のそばや沼地を埋め立てたところなどが危険だということがわかります。
その土地の昔の様子を見る
今はきれいに造成されていても、昔は沼や池があったり、実は暗渠が流れていることがわかったりします。こういった土地は地盤がゆるいだけでなく、湿気がたまりやすいのでカビに悩まされることもあります。駅チカよりも古い住宅街
都市圏の駅は山あいの場所の谷間にあることが多く、昔なら田んぼや湖沼であったところも多いです。全てとはいいませんが、駅の近くよりも少しとおい古い住宅街の地盤が強固であることが多いです。土地を買ってからでは遅い!買う前に地盤チェックを
土地探しをする人の大半が地盤のチェックを行っている現状、地盤がゆるい土地を購入することは、一見安い土地に見えますが、費用負担が増え、地盤補強されていない部分(公道など)の影響を受けてしまいます。地盤補強のためにコストがかかって、住みたい家に住めなかった。という本末転倒なケースもあります。地盤の安定した土地選びのコツを知るには?
webサイトなどで地盤の強度をチェック出来るツールがあり、そこで大体の目星をつけることももちろん○。ベストなのは専門家から知識を学ぶことです。土地探しもできるハウスメーカーや設計事務所、工務店では、土地探しや家の建て方に関するポイントを教えてくれます。自分たちで確認できるチェックポイントなどももちろん教えてもらえます。 土地と家の知識があるからこそ、バランスの良い家づくりができるのです。
土地探しで失敗しないためには、知識を得ることが最初の一歩。ぜひ、まずは土地の探し方をセミナーで「学ぶ」ところからスタートしてみてください。
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